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2018/10/09

2018年9月21日から開催された「BLUE INNOVATION」展のオープニングパーティで、お話させていただきました。その内容をブログにてお伝えします。

2018/09/11

ちょうど1年前の9月、リニューアル直後の建物を見学できました。私が装飾美術館の図書室に通い始めたのが、1998年くらいからだったと思いますが、その時にはおそらく収蔵品でいっぱいになっていて、公開されていなかった上階部分も見ることができるようになっていました。これで来館者も建築当時と変わらない建物の姿全体を見られるようになりましたし、来館者用の施設のレイアウトもがらりと変わって、使いやすく、気持ちの良い空間になっていました。

2017/05/07

この作品のメイン・モティーフは、聖母マリアですが、その衣装や多くの装飾パターンはミュシャにとって、とても身近なものだったと指摘されています。そして何よりも聖母マリアの姿は、ミュシャが子供のころ、母に連れられて行った巡礼地で手に入れることができたというマドンナの像そのものであり、その像は、ガラス絵に描かれ、木製やその他の多くの素材により、様々に表現されていたものでした。今でもチェコの民族博物館に行くと、そのようなマドンナ像を見ることができます。

2017/04/23

ヴィオルカは、かなり前になりますが、実際にミュシャの生まれ故郷、イヴァンチツェを訪れたことがあります。そこでは、本当に偶然にもイヴァンチツェの市長さん自ら市庁舎を案内してくださり、ミュシャに関するいろいろなお話を聴くことができました。当時まだ建設途中だった市庁舎横にあるミュシャの記念スペースまで特別に見せていただいたんですよ。そこは、子供のころにミュシャが家族と住んだ場所でした。その日はちょうど土曜日で、市長さんは、市庁舎で行われている結婚式に立ち会わないといけなかったそうなんです。どうしてこれほど市長さんが親切にしてくださるのか、...

2017/04/15

1963年、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館で大規模なミュシャの回顧展が開催され、そのあとは、ヨーロッパ各地、アメリカ、そして日本でもミュシャの展覧会が開催されてきました。1980年、パリの19世紀美術専門の美術館、オルセー美術館にイジーが自身のコレクションの一部を寄贈し、結果としてパリとプラハで大変重要なミュシャの回顧展が開催されました。日本においても、イジーとミュシャ作品のコレクター土井君雄氏との長い交流により、世界的にも有名なミュシャ・コレクションが築かれました。コレクターの土井氏は、ミュシャの名声を広めたこと...

2017/04/08

今日は、《スラヴ叙事詩》を描く前のミュシャに焦点を当ててみたいと思います。パリで一夜にして売れっ子デザイナーになった時にも、ミュシャ自身は、スラヴ民族の一員であるということを忘れたことはありませんでした。

2017/03/17

展覧会の人気ぶりからも、おそらくミュシャは、日本でもっとも愛されているヨーロッパの画家のひとりと言えるでしょう。現在まで途切れることなく数年に一度は展覧会が開かれ、毎回たくさんの人が訪れます。こんな画家たちは、ミュシャ以外には、数組を除いてはあまり思いつきません。なぜでしょう?と問われれば、日本人とミュシャの作品の間にある目に見えないけれど、深いつながりに答えを見つけることができるのではないでしょうか。つまりアール・ヌーヴォー様式への日本美術の影響が大きかったこと。ミュシャの線と面で構成されたグラフィックに見られる浮世絵版画の影響が...

2017/03/10

会場に入ってまず感じたのは、展示室の明るさです。プラハ展では、作品の設置してある壁が無機質な灰色であったことと、天井からの光が少ないため全体的に暗く、《スラヴ叙事詩》のモニュメント性が強く感じられる、力強い、堂々たる展示だったことに対し、東京展では、背景の壁の色が同じ灰色でも、少し赤みを帯びた灰色(写真に撮るとほとんど紫に見えるような柔らかなトーン)で統一されていること、そして天井からの軟らかい光が、全体的に展示室を照らしていることとで、それぞれの作品の大変美しいマチエール(絵画表面の肌合い)がクローズアップされることになり、ミュシ...

2017/03/03

ミュシャは、1860年、モラヴィアのイヴァンチツェで生まれました。ミュシャの芸術家としての素地は母のアマーリエ譲りかもしれません。ウィーンの上流家庭で家庭教師をしていたアマーリエは、芸術への関心も深く、物腰の軟らかい女性でした。それに反して、ミュシャの父オンドジェイは、武骨な男やもめで、この夫婦の間に初めて生まれた子どもがアルフォンスでした。そのあともこの夫婦の間には、ふたりの娘が生まれています。ミュシャは、独立した後も、早世した父の連れ子を訪ね、そして妹ふたりとは生涯にわたって頻繁に手紙を送り合い、お互いを訪ね合ったといいます。こ...

2017/02/23

いよいよアルフォンス・ミュシャによる《スラヴ叙事詩》連作20点が公開されます。作品完成から今まで、全20点がチェコ国外に揃って貸し出しされるのは、初めてという、貴重な機会です。すでに20点の全作品が、美術館に到着しています!現在、展示作業が粛々と行われています。前回のブログ投稿に《スラヴ叙事詩》は、ミュシャが1911年から17年をかけて描いた作品と書きました。ミュシャは、すでに20世紀に入ってすぐに、作品の構想を持ち始めています。ただ、制作には莫大な資金が必要なため、しばらくは制作の夢を心に秘めているしかありませんでした。

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2019/07/19

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プラハ滞在日記 2012年夏

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