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藍染めの旅 徳島を訪問して

2019年10月29日、徳島県立小松島西高校にて、スーパーオンリーワンハイスクール事業 海外研修事前学習会で講演するために徳島県を訪れました。


チェコの藍染めについての歴史や技法、染織を今も続ける藍染め工房の人たちについて1時間半お話をしました。小松島西高校には全国的にもめずらしい藍染め工房「藍の館」があります。生徒たちはここで、すくもをつかった藍建てをし、また絞りの技法を日々学んでいます。


そして、

小松島西高校の藍染めの指導にあたられている古庄紀治さんの工房に連れて行っていただきました。


「灰汁発酵建て」といわれる藍の染液の再現をされ、その染液を使い江戸時代の絹の藍染め技法を再現された方です。家業を継がれたころ、絹の藍染めは不可能といわれていたところ、京都で蜂須賀家のお殿様が着ていた藍染めの着物を見つけ、阿波藍で染めたものに違いないと、再現に挑んだそうです。


藍建ての材料は、蒅(すくも)、木灰、糖蜜などで、昔の藍染めには本当に身近に手に入るものばかりが使われていました。藍染めは究極のエコでした!徳島では和三盆の搾りかすも使われていたとか。そして木灰は陶器の釉薬に。

温和な表情でお話してくださる姿がとても印象的でした。


小松島西高校でも、天然灰汁発酵建てが行われています。生徒たちは今年はタデ藍の栽培にも取り組みました。


これからチェコに徳島の生徒たちと研修に出かける大きな仕事が待っています。私はこの仕事を通し、チェコの藍染めと日本の藍染め、それぞれの藍染めを知り、何に深めてゆけるのか、じっくりと考えてゆきたいと思います。




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