ヴィオルカ活動こぼれ話 藍染防染剤のお話

5/27/2018

 

チェコの藍染めのパターンのひとつ 野ばらとローズマリー 日本の立湧文風に言えば、「薔薇立湧」でしょうか。クラシックなパターンの中でも特に完成度の高い文様だと思います。人気が高いパターンであることもうなずけます。

 

最近、チェコの藍染めについて原稿執筆のご依頼をいただき、改めて原料について調べる機会を得ました。チェコの藍染めに使用する防染剤(白生地の地の色を残すために藍で染める前に生地に置く糊のこと)の原料は、カオリン、アラビアゴム、水です。

カオリンは、白磁製造に欠かせない粘土です。チェコの北西部からドイツ東部には、マイセン、ドレスデン、カルロヴィ・ヴァリなど名窯が点在していることを思い出し、藍染めの工房に問い合わせると、やはり昔からチェコ西部にある工場の原料を使用しているとのこと。推理と事実が一致しました!

 

防染剤にカオリンを使用することが、チェコと日本の藍染めの大きな違いです。カオリンを使用した藍染めの白地は、白い絵の具で塗りつぶしたような純白に仕上がり、濃紺とのコントラストがたいへんに美しいです。このコントラストの鮮やかさがチェコの藍染めの大きな特徴です。そんな視点でチェコの藍染めをご覧いただければと思います。そして実際に身に着けてその美しさを楽しんでいただけたら、うれしいです。

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