

藍染めの旅 徳島を訪問して
徳島県のスーパーオンリーワンハイスクール事業の一環、チェコの藍染めの講演ために徳島県立小松島西高等学校を訪れました。同時に藍染めの指導にあたられている古庄紀治さんの工房に連れて行っていただきました。


襤褸(BORO)と藍印花布
浅草のアミューズギャラリーで田中忠三郎さんという在野の研究者が収集した菱刺し、こぎん、襤褸(ぼろ)などのコレクションを見て、日中友好会館では、奈良女子大の佐野敏行先生による久保マサさんという中国で藍印花布の収集をした人についての講演を聴き、マサさんの遺品となったコレクションを観ま


吉村晴子さんとの出会い
板締めという技法はたいへん古く、版木や型紙によって生地に防染剤をのせて色を染め分ける方法とは異なり、文様が刻み込んである版木で生地をきつく挟み、そこに染料を直接掛けまわし、生地の色を染め分けるというものです。この技法はの中心地は京都で、そこで特権的に染められていたが、明治維新後、


藍染め Blue&White エイミー加藤さんとの出会い
先日、エイミー加藤さんにお目にかかる機会がありました。アメリカ出身の加藤さんは、麻布十番にある「Blue & White」の経営者であり(1975年開店)、日本の美術・工芸に関する著書があり、何よりも、日本の伝統工芸(特に藍染め)の魅力を日本のみならず海外に広める息の長い