

藍染めと私 3
彼女は、多くのチェコとフランスを結ぶ文化催事の開催にかかわっていました。特に1902年にプラハで行われたフランスの彫刻家、オーギュスト・ロダンの展覧会は、チェコの芸術家たちに大きなインパクトを与えたことで重要なものです。その時、ブラウネロヴァーは、アルフォンス・ミュシャとともに、


藍染めと私 2
今は、まったくの観光地となったプラハの旧市街広場も、私の住んでいた2000年前後頃は、チェコ風のホットドックを食べさせる簡素な店などもあり、まだまだチェコの市民生活とつながっている感じがありました。
私がヴォイチェフ・プレイシクという画家の版画作品を見たのは、その旧市街広場の「


藍染めと私 1
「ヴィオルカの小川さんは、チェコの藍染めと、どのように出会ったのですか?」と何人かの方から聞かれました。こんなことにも、興味を持ってくださるのだと驚きましたが、チェコの藍染めを知っていただくためには、お伝えするのも大切なことと考え、これから少し、私、小川里枝と藍染めの出会いについ


プラハ・ヴィノフラディのオーガニックレストラン
最近、ニューヨークタイムズの記事「今人気のヨーロッパ12都市にある通り」にプラハのクリムスカー通りが取り上げられたことが話題になりました。ニューヨークタイムズの記事では、どうしてもお肉に偏ってしまいがちなチェコ料理レストラン以外の選択肢として、クリムスカー通りのヴェジタリアンレス


プラハのカフェ、カフェ・スラヴィアで
チェコの藍染めヴィオルカ、先日、プラハのカフェ・スラヴィアで待ち合わせをしました。 1884年創業の、一般にはプラハで一番よく知られているカフェと言われていますね。 待ち合わせに指定された席は、この席。ヴィクトル・オリヴァの油彩「アブサンを飲む男」の飾ってある、ヴルタヴァ川を望む


藍染めのワンピース
ヴィオルカのミッションは、歴史ある稀少な布を、今の暮らしに溶け込む気品あるものとして提案すること。そこで今春から、気軽に、オールシーズン、どんな方にも着ていただけるものとして、提案しているものが、ヴィオルカ・オリジナルのワンピースです。ヴィオルカの紹介しているチェコの藍染めは、2


チェコの藍染め ブックカバー
神保町・三省堂本店での催事に合わせてチェコの藍染めのブックカバーを企画・製作しました。 ブックカバーのパターンには、左から時計回りに「鹿狩り」「ちいさなお庭」「シノワズリ」の三種類があります。 3種類とも18世紀の伝統的パターンを20世紀になって復刻したものです。

チェコ料理を作りました
4月25日、目白にあるスペイン文化アカデミーで行われた、広島修道大学教授の矢田部順二先生による講演会「人形とともに歩んだチェコ文化の魂ーマリオネットでたどるもうひとつのチェコ史ー」のあとふるまわれたチェコ料理作りに協力させていただきました。


藍染めスカートのご縁 その2
店主のディタさんは、とても親切で、私が日本でチェコの藍染めを紹介したいと話すと、「それは素晴らしいこと!」と言って、お店にあるありとあらゆる民族衣装に関する本を見せてくれ、古い衣装の細部について丁寧に解説してくれました。図書館の本で得られる情報とは全く別なもので、本当に本当に勉強


藍染めスカートのご縁 その1
藍染めのオーダースカートを作るときに、もうひとつ不思議なご縁がありました。 少し長いのですが、読んでくださいね。 プラハからモラヴィアの藍染め工房まで旅したとき、プラハからブルノへの急行の中で、隣り合わせたご婦人がいました。